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投資大国アメリカから学ぶ!日本とアメリカの3倍の差とは?

投資大国アメリカから学ぶ!日本とアメリカの3倍の差とは?

前回の記事(記事はこちらから)で定期預金の金利について触れました。これからしばらく、定期預金で増やすことは難しいと思われます。

日本人は堅実で貯蓄志向が強いとされています。ですので、自ら投資を選択する人はまだまだ少ないですし、投資教育をきちんと受けられる環境にありません。

今日は、少し視点を変えて、世界経済の中心・アメリカの投資事情に目を向けてみたいと思います。
日本人との感覚の違いがたくさんあり、「世界はこういうものなのか…」と気づくことができるはずです。

日本はそこそこお金持ち?!

世界から見ると、実は、日本の家計は、そこそこお金持ちなんです。

現在、日本の家計を積み上げると1700兆円ほどになります。
これは、世界2番目の水準です。

この1700兆円の内訳を見てみましょう。

・現金・預金 51.7%
・債券  1.6%
・投資信託  5.6%
・株・出資金 10.8%
・保険・年金準備金 26%
・その他 4.3%

一方、アメリカの家計を積み上げると69兆ドルほど。
今の為替レートで円換算すると8500兆円ほどですね。
アメリカは世界一のお金持ち大国です。

69兆ドルの内訳は以下の通りです。

現金・預金 13.3%
債券  4・5%
投資信託  12・9%
株・出資金 34.3%
保険・年金準備金 32.1%
その他 2.8%

日本とアメリカの違い

先ほどの内訳から、日本とアメリカの違いを考えてみます。

その①日本人は現金・預金が多すぎる

預貯金の割合を比較してみましょう。

・日本 51.7%
・アメリカ 13.3%

定期預金に関する記事(記事はこちらから)でも触れましたが、
今の日本の普通預金や定期預金の金利は『0.02%』程度。

日本人は、そこに半分以上のお金を眠らせているわけです。
これでは、だまっていて資産がふえるはずがありませんね…。

ちなみに、預金は安全か?というと、そうとも言えません。

今、アベノミクスの一環で『インフレ』を掲げています。
『インフレ』とは、物の値段が上がっていくこと。

そのペースを年率2%にしたい、と国が明言しています。

ということは、その通りになってしまうと、物の値段は2%上昇します。
なのに、私たちが現金・預金で置いたお金は0.02%しか増えない。

となると、お金の価値が下がってしまいます。
(この話は別途、解説しますね。)

その②日本人は投資していない

次に、投資している割合を比較してみましょう。

『株式』+『投資信託』+『出資金』

・日本 16.4%
・アメリカ 47.2%

アメリカは、日本の3倍!投資していることになります。

日本人は、『勤勉で、倹約』な国民性だと思います。
ですので、投資している割合はまだまだ少ない印象です。

一方で、アメリカ人は、自分で働くだけではなく、
積極的にお金にも働かせることで収益を得ようとしている。
そんな様子が伺えますね。

「お金のことは自分で。」が根強いアメリカ

どうして、こんなにアメリカは投資文化が根付いているのでしょうか?

そのひとつに、アメリカ人が国や会社に対して抱いている『想い』があります。

もともと、アメリカは
「国なんて頼りにならない。」
「会社なんて頼りにならない。」
「自分のことは自分で。」という考えがあるそうです。
ですから、自分で投資をしたり、自分で年金を積み立てたりしています。

一方で、日本は、かつて定年まで会社に勤めて、
会社から退職金をもらい、国から年金をもらう…
というスタイルが当たり前でした。
それが担保されている、という感覚が日本人には染み付いているので、
お金のことを真剣に考え、学び、勉強する必要がなかったのです。

アメリカの投資教育文化

また、アメリカでは、子供のうちから
「株式などの投資教育」が普通に行われているそうです。

最も有名な投資家、ウォーレン・バフェットも
初めて株を買ったのは11歳の時だとか。

これまでお話してきた通りの感覚だと、
自分の両親も株や投資信託をやっているから、
子供もやる機会が増える、というのは当然かもしれません。

日本では、お金のことを話すのは「汚い」とか
「タブー」とと思われがちかもしれません。

けれど、アメリカは違うんですよね。

だから、親子や友人同士でも投資について
話すことは、割と普通のことみたいです。

まとめ

ここまでの比較で、

日本人が堅実な貯蓄志向。
アメリカ人が積極的な投資志向。

という違いが浮き彫りになってきましたね。

けれど、これは国民性だけの問題なのでしょうか?

今の日本の現状を見てみてください。

今勤めている会社があなたの一生を保障してくれるかどうか分からない。
国に税金や年金を払ってもきちんと受け取れるかどうか分からない。
挙句の果てに、お金を手元に寝かせておいても、全然増えない…苦笑

アメリカが日本の3倍も投資している。
この現状から、学ぶことがたくさんあります。

世界の投資マインドをお手本にして
お金・経済のことをきちんと身につけていかないと、

いつか日本の状況が変わった時に
困ってしまうかもしれません。

今は、日本はとっても豊かだし
死ぬような命の危険にさらされることはないけどね。

そこに甘んじていてもいいんだけど、
将来そういう人は生き残っていけないかもしれない。

だから、グローバルな視点も必要だし、
知識をつけていくことが大切だな、って
改めて思っています。

コメント02955 PV

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