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【コラム】初めての海外送金で失敗しないためのポイント3つ

【コラム】初めての海外送金で失敗しないためのポイント3つ

今、私が銀行で担当している仕事は主に資産運用の相談ですが、銀行ならではの手続きもいろいろと対応することがあります。

口座開設・住所変更・振込など、手続きはさまざま。その中で、一般のお客さまが慣れなくて一番間違いが多いのが、【海外への送金】です。

国内の送金と一緒だと思ったら大間違い。
きちんと準備をして手続きをしないと、
何度も手続きし直すハメになってしまうのです。

今日は、その海外送金について注意すべきポイントをまとめます。
これからグローバル社会になっていくと予想されますので、
今は必要ない人も知っておくと良いと思います。

ポイント①:送金のための情報をきちんと揃える

国内で送金をする場合と、海外で送金する場合では
必要な情報が違います。

国内では、

「銀行名・支店名」
「口座番号」
「口座名義」
くらいが分かっていれば、普通に振り込めますよね。

口座名義がわからなくても、一部の情報があれば
その情報をもとに該当の口座を探して送ってくれる
【ネームバック機能】というものがあるので、
情報はそこまで正確に揃えなくても送金は可能です。

これは国内の送金システムが統一されているからなんです。

海外への送金の場合は、そういう訳にはいきません。

ですので、きちんと情報を整えておかないと
お金が途中で止まってしまったり、戻ってきてしまうんです。

国内送金と同じ感覚でいると、無駄な手間をかけることになります。
面倒くさがらずにきちんと正しい情報を揃えておくことをオススメします。

で、具体的には…。
以下の情報があればばっちりです。

受取人の名前・口座番号

いわゆる「口座名義」です。

受取人の住所

その口座を持っている人の住所が必要です。
国内の送金だったらいらない情報ですが、海外へ送るときは必要です。

送金先の銀行と支店名

これは国内の送金でも必要な情報ですね。
相手先から情報をもらう際に、支店名まできちんと伝えてこない場合があります。
ただ、支店名がないと送金に余計な時間がかかる場合があるので、
そこまできちんと調べておいたほうが賢明です。

送金銀行の支店住所

これも国内送金だとなくてもいい情報ですが、海外送金だと必要です。

SWIFTコード

これは、世界共通の銀行コードです。
アルファベットで8桁(もしくは+3桁)のコードです。
Googleなどで「送金先銀行の名前 Swiftコード」とかで
調べれば、ほとんどは出てきます。
もし出てこない場合は、下記リンク先から調べることも可能です。
SWIFTコード検索(※英語のサイトです)
赤い枠で囲んでいるところを入力して「Search」を押せば、該当のSWIFTコードが出てきます。
スクリーンショット 2015-08-30 18.09.42

その他、送金国の銀行が保有している銀行コード

アメリカ:ABAコード(Routing Number) 9桁
イギリス:Sortコード 6桁
オーストラリア:BSBコード 6桁
ヨーロッパや中近東:IBANコード 最大34桁
 →受取人口座のある銀行の所在国、支店、口座番号を特定するもの。

ポイント②:手数料が高い

国内送金では手数料は300円〜800円くらいですが、
海外送金の場合は、手数料が2,000円〜6,000円くらいかかります。

さきほど、情報が不足していた場合はお金が戻ってきてしまうこともある、と書きました。

そのお金を自分のところに戻してくるためにも
また同じ手数料を払う必要がありますし、
情報を訂正する際も同じ手数料を払います。

私が、ポイント①で何度も「情報を正しく揃える」ことが
重要だとお話したのは、この手数料があるからです。

あいまいな情報で送金してしまって、
お金が正しく送金できなかった場合は、
手数料がかさんでしまいます。

海外送金は、日本で送金の手続きをした銀行と
最終的にお金を送りたい銀行とで直接送金を
し合えるわけではありません。

いくつかの銀行を経由して、最終的に
指定の銀行にお金を入れることになります。

ですので、その中継で通る銀行でさらに
手数料が取られる場合があります。

そうすると、送金した金額と着金した金額が
違うかたちになってしまいます。

もし商品代金の支払いなどでぴったり着金しないと困る場合は、
その手数料を「依頼人払い」にして追加で手数料を払わないといけません。
それがだいたい1,500円〜2,000円です。

ポイント③:やり取りは英語

さて、最後のポイントです。
海外送金の書類記入は、すべて英語です。

ですので、情報を必ず英語で正しく揃えてから、
銀行窓口に行きましょう。

ちなみに、口座にある外貨を国内の銀行に振り込む場合も同じです。
英語で情報を書かないといけませんので、要注意です。

まとめ

海外へお金を送る機会がある人は、
まだまだ少ないかもしれません。

ただ、いざ「やろう!」という時に
日本と同じ感覚でいると、失敗してしまいます。

情報があやふやのまま送金してしまって、
何度もお金を戻す羽目になって、
手数料を1万円以上払ってしまった…という人、
結構多いんですよ。
時間とお金がもったいないですよね。。

正しい知識を身につけたうえで、スマートに
送金の手続きができるようになっていただけたら幸いです。

今日は、海外送金の基礎をお伝えしましたが、
次は具体的にどこでどういう手続ができるのか
比較できる記事を書く予定です。
お楽しみに!

コメント03982 PV

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