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銀行・証券の営業ノルマについて明かします

銀行・証券の営業ノルマについて明かします

今日から8月ですね。

月曜日に最初の営業日を迎えるわけですが、私たち銀行や証券の営業マンにとってはちょっと気分が憂鬱になるタイミングなのです。
それは、8月のノルマがスタートするから…。

このブログを読んでいる方の中には、「私には銀行や証券会社の担当者がいて、いろいろとアドバイスもらってます!」という人もいると思います。その担当者は、会社からすれば『営業マン』。

月始めの今日は、銀行や証券の営業マンがかかえる
【ノルマ】についての全てを明かしたいと思います。

月のノルマは◯億円?!

私の持っているノルマは、多いときで月に2億円くらいです。
数字のままですが、月に2億円分、運用商品をお客さまに買ってもらわなくてはいけません。

土日がお休みだとすると、だいたい月の営業日数は20日前後。
ということは、毎日1,000万円くらい売り上げていかないと、達成しません。

もちろん、このノルマ金額は会社によって違うでしょうし、
月単位だけではなくて日や週ごとで営業ノルマがある会社もあるようです。

私の会社は、一番の目安になるのが月単位の目標です。

だから、月末になると、「今月の目標まであと◯万円足りない」と言って
戦々恐々としてくる担当者もいます。。

商品毎のノルマまで…

また、なんでもいいからとりあえず運用商品を販売すればよいのではなく、
商品毎のノルマが決まっています。

主なノルマがついている運用商品は以下の3つです。

・投資信託
・年金保険
・仕組債

これは、偏った商品ばかり販売しないように、という目的で、
一応お客さま目線っぽい設定なのですが。

けれど、結局、お客さまのニーズばかり聞いていて
結果的に商品が偏ってしまった担当者は、最終的に
バランスが悪くなるわけです。

そうすると、月の中旬を過ぎたころから、
「マズい!このままだと、保険の目標を達成できない…」
「投資信託の目標を達成できない…」みたいな感じになってきて、
自分の目標を達成するために、その商品を販売するトークを考えます。
要は、自分が売りたい商品に、誘導するんですね。

これに加えて、例えば新商品が出たときは、
その販売ノルマも追加でやってきます。
よくあるのは、投資信託の新商品です。
大体、お店毎に『◯千万円販売してください』という目標です。

こうして、担当者は常にいろいろなノルマに追われながら
日々を過ごしているんです。

ノルマを達成しないと、どうなる?

私の会社の場合は、ノルマの達成度合いがボーナスに反映されます。
月の目標を足しあわせた年間の目標で、どれだけ達成できているか。
達成できていないと、最低支給しかもらえません。
だから、一般のサラリーマンのように、
『ボーナスは給料の◯ヶ月分』なんて悠長には言ってられません。

また、達成しない時には、常に『未達成のプレッシャー』と戦わなければいけません。

達成していないと、お客さまとの接客後に上司に「どうだった?できた?」と詰められる。
達成していないと、ときどきデキない理由を上司にレポートで提出させられる。
達成していないと、さらには本部での研修に呼ばれて、できてない人同士で研修を受ける。
(できてないんだから時間がないのに、更に研修に呼ばれるとか…地獄ですね。。。)
達成していないと、お客さまを探さないといけないので残業続き。

達成できるまでは、常にこのプレッシャーと付き合っていかなければいけません。
ノルマを達成できない担当者は、上司から支店の足を引っ張る問題児だと思われます。

もちろん、やり方は上司のタイプによって様々ですが…

上司も上司で、会社から詰められてるんですよね。
だから、上司も、会社からのプレッシャーを常に感じてます。

給料っていいんでしょ?

『銀行員』って言うと、「結構お給料もらってるんでしょー?」って言われます。

正直、食べていくのに困るほどの給料ではないですし、
金額の確約はないもののボーナスは出ます。

これだけ多くのノルマと隣合わせで、残業もして、プレッシャーと戦ってるので…
そこは、許してほしいところです。笑

それでも、こういった個人営業の担当者は、金融業界の中では
お給料は安いほうなんですよ。

結局、会社の中で一番大きなお金を動かしているのは、
法人やディーリングのチームです。
そういう人たちは、2千万プレーヤーもごろごろいますし
もっともらってる人もいると思います。

私たちは、2千万円なんて年収をもらうことは、きっと一生ないでしょう。
支店長クラスでも、1000万円ちょっと…じゃないでしょうか。

私は、職業柄、同じ銀行業界や証券、投資銀行に勤める知人も
おりますが、稼いでいる法人やディーリング関係の人たちの年収を聞くと
結構、ショックですね。。
けれど、そちらはそちらなりのもっと大変なプレッシャーがありますから、
結局はどこで自分が頑張れるか、だと思いますが。

まとめ

こんな感じで、銀行や証券会社の営業マンは、
大変なノルマを背負いながら毎日を過ごしています。

ただ、ノルマがあるのは、営業だから当然。
会社員として当然。別に、私たちの業界だけじゃないですよね。

だから、みんな一生懸命ノルマを追いかけるのです。
ノルマそのものが悪いとは思っていません。

担当者側からすれば、会社で生き残るために、
様々なノルマを達成することに必死なのです。

だからこそ、お客さまへはニコニコ懇切丁寧に対応していても、
それは商品に誘導するためのトークだったりすることもあるわけです。

全部がそうとは言いませんが、実際、私の目の前では
そういうことが普通に繰り広げられてます。

2008年のリーマン・ショックの後、
投資信託が信じられないほど値下がりして
そこから運用を敬遠してしまったお客さまがたくさんいます。

それは、リーマン・ショックの前に新しく出ていた商品が、
株式に投資をする投資信託が多かったからです。
日本・アメリカ・ヨーロッパにとどまらず、
中国・インドなどの新興国の株式に投資をするファンドが
次々と出ていた時期でした。

「おすすめですよ」と担当者に誘導されて購入したのはいいものの、
株式は値動きがかなり大きい商品です。
結局リーマン・ショックで暴落してしまい、
モノによっては半分以下になってしまった人もいます。

それは、自分の取れるリスクを理解して買っていないも同然です。

だから、担当者に誘導されるのではなく、
自分で決められるようになることが、重要なんです。

これからも、自分で決められるようになるために役立つ情報を
発信していこうと思います。

コメント111789 PV

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  1. […] こうして、担当者は常にいろいろなノルマに追われながら日々を過ごしているんです。 引用元-銀行・証券の営業ノルマについて明かします | Life skill up BLOG|相川成実offi… […]

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